ヤーコン茶。

仕事が終わってからと言うもの、寝るのが明け方近くで起きるのが夕方なんて事になっている。そんなわけだから人が訪ねてくる昼時には寝ている。今日はヤーコン茶の訪問販売員に玄関チャイムで起こされる。
家人は仕事に出ているし、妹は相変わらずの不登校で一日中家でごろごろしている。家に居るなら訪問者に対応して欲しいが、主な居室である2階まではチャイムの音が聞こえにくい。
別にこう言う奴等を追い返すのは簡単だが、わざわざズボンを履いて出るのが面倒である。部屋に居ながらにして誰が来たか分かるなどと言う高級機能は我家にはないのである。