うわぁぁ……、やっちまったー。

今日は、光回線の工事をする日でもあるが、2番目の兄さんのPCを新しく組み直す日でもある。工事は午後からと云うことになっている。


まず、昼前に2番目の兄さんがPCを持ってきた。早速、このPCをばらしてパーツを外していく。
そして、新しく買ったパーツを組み込んで行く。マザーボード、CPU、メモリ、グラフィックカード、HDD、電源ユニット...と各種パーツを組み込む。
それが済めば、次は配線だ。まずはケースのスイッチやLED等を配線。そしてドライブ類とマザーを、IDEケーブルやS-ATAケーブルで接続……していくんだが、このマザーには1つしかIDEコネクタ*1が無い。そして2基あるIDE機器の、マスターとスレーブ間が届かない……。仕方が無いのでそれぞれの機器の位置を変える。これで接続できる。
後は、電源の配線だ。電源ユニットから出てるケーブルをマザーやら何やらに接続してゆく。今時のグラフィックカードは専用の電源を取るので、それも接続する。いや、これ接続できない。何故って、コネクタがHDDに干渉してるから。なんだ、このグラフィックカード……。結構長いよなーと思ってたら、こんなところで問題が。
仕方ないので、HDDの位置を再び変える。このHDD、さっきケーブルの問題で一度位置を変えた機器である。IDEケーブル的にはギリギリな位置になってしまったが、まぁ仕方ないネー。


PCを組んだら、Windows2000クリーンインストール。フォーマットに時間を掛けるのも面倒なので、システム用のパーティションは10Gだけ確保。前のPCでシステムとして使用していたHDDは、今回新しく購入したHDDと交換と云う形にした。
インストールが済んだら、その交換で外したHDDからデータをコピーする。勿論、一時的に接続して。ここで、素直に交換で新しくしたHDDにコピーすれば良かったんだが、継続して使用する他のHDDにコピーしたからさぁ大変。
何がどう大変って、その継続使用のHDDは250Gなわけだが、BigLBAオプション*2を有効にしていなかった。そして、都合良いんだか悪いんだか、丁度MFT*3を上書きしたようで、コピー中に謎のエラー頻発でアクセスできなくなる。結果、フォーマットされていません。とかWindowsに言われる。いやぁ、やっちまったー。としか言い様がない。


そんなこんなをやっている最中。光回線の工事は、淀みなく進んで完了。無事に開通された。それは喜ばしいことだが、前述の通りやっちまったので、素直に喜べない複雑な気分に。
とりあえず、手持ちのデータ復元ソフトでHDDをクラスタスキャン……。ああ、これ何時間掛かるやら……。

*1:IDEは1つのコネクタに対して、マスターとスレーブの2つ機器が接続できる。

*2:Windows2000は最新のSP4であっても標準ではBigLBAオプションが無効になっている。BigLBAオプションを有効にしないと、HDDの137GBを超える領域に正常にアクセスできない。具体的には138GB目から再び0GB目と同じ領域にアクセスしてしまう。

*3:マスターファイルテーブル。どのファイルがHDDの何処に書かれているか、と云う情報が書かれた表。