キャプリンはいつも唐突に。

日が沈み、あたりが暗くなった頃。
「よぅ!」
「おぉ、ぃよぅ。」
と言うわけでキャプリン登場である。
キャプリンは先日、新居に引っ越したばかり。新居の都合で引越し業者の利用を余儀なくされたが、やはり引越し業者を使うと楽だったらしい。


「う〜、しかし引越しだりぃなぁ。腹減った〜。」
「おう、じゃあ何か食いに行くか。」
「え、家で食うんじゃねぇの?」
「何か台所の流しんとこが水漏れするから修理してもらうまで使えん。」
「うへ〜、大変じゃのぅ。」
「よしんじゃぁ、どっか食いに行くとしてどこ行くよ。」
「あぁ、鰐適当に決めてや。」
「ん〜、ケンタッキー……は冗談として、寿司食いてぇ。無性に食いてぇ。」
「え〜っ、寿司は何日か前に食ったばっかやし。」
「なんじゃとう……。」
うんうん唸って、関係無い話をして、またこの話に戻って、また関係無い話をして……、を4回くらい繰り返す。
「んじゃぁ、しゃぁねぇ、寿司で良いよ。」
「む、えぇんか? 寿司で。」
「あぁ。」
ちうわけで、近所の「100円寿司」の「しーじゃっく」に確定。