箱詰め仕事 162日目。

2時間残業也。


USB接続の温度計を注文した。
より正確に言うならば、USB接続の温度計・湿度計のキットを注文した。これはUSBのHIDデバイスとして動作するようである。*1


さて、USB接続の温度計であるが、実は前々からかなり欲しかった一品である。
去年の夏だったか、当時岡山に住んでいた私は、PC3台の廃熱に参っていた。入り口のドアは常時開放、部屋の窓も開放。防犯も何もない状態だが、それでも暑かった。
あまりの暑さに耐えかねた私は、この室温を測ってウェブで公開してやろう。と、普通なら絶対至らないであろう結論に達した。
ウェブで公開するには、まずPCに温度をデータとして取り込む必要がある。当時はまだUSB接続できる温度計などなく、パラレルポートやシリアルポートに専用の大仰な機器を取り付ける物しかなかった。しかも、その値段が数万円とべらぼうに高い。
そこで、安価な物がないなら作ってしまえば良い。と考えた私は、折角なのでUSB接続にしてやろう、と思い至った。
部品の値段を調べてみると、温度計や湿度計のセンサそのものは100円とかそこらで買える。USB制御のチップも500円とかで買える。これならハードは余裕で作れそうだ。
では、次にソフトをどうするか。
調べてみると、やはりUSB機器の開発と言うのは七面倒臭い。とりあえず、USB機器自作関連の書物を買って調べていたのだが……、興味が失せた。そりゃもう、すっぱりと。


興味の対象が他の物に移った、と言う事もあるが、その頃から引越しだ何だと慌しくなっていった。
そうこうしている内に1年と半年ばかし経った昨日、あまりの寒さに耐えかねた私は、この室温を測ってウェブで公開してやろう。と、普通なら絶対至らないであろう結論に達した。
調べてみると、幾つかUSB接続の温度計が見つかった。その中でも、シンプルで安価な製品を、給料日である本日、さっそく注文した――と言うわけ。

*1:HIDはキーボードやマウスはおろか、スピーカやマイク等色々なのが既定されてるのは知ってたが、温湿度計まで既定してあるとはなぁ……。