カバーイラストからして電撃らしからぬとは思っていたが、内容も良い意味で電撃らしからぬ。いや、良いよ。これは。さすがに泣いてはいないが、解説や帯の書評にあるように、ただ真っ直ぐなお話。これがもし捻くれた著者なら、同じ設定で一波乱も二波乱もさせるんだろうけど。ただ真っ直ぐで、胸がいっぱいで……。それにしても、この著者、電撃文庫でデビューしちゃって今後どうなるんだろうな。*1
さて、まだ先月の新刊が3冊も。狼と香辛料は4巻の前に3巻も読まなきゃーだから、後4冊。そして今月の新刊5冊。こっちはこっちでバラッド10巻の前に8巻と9巻も……。