「ミミズクと夜の王 *4」読了。

カバーイラストからして電撃らしからぬとは思っていたが、内容も良い意味で電撃らしからぬ。いや、良いよ。これは。さすがに泣いてはいないが、解説や帯の書評にあるように、ただ真っ直ぐなお話。これがもし捻くれた著者なら、同じ設定で一波乱も二波乱もさせるんだろうけど。ただ真っ直ぐで、胸がいっぱいで……。それにしても、この著者、電撃文庫でデビューしちゃって今後どうなるんだろうな。*1
さて、まだ先月の新刊が3冊も。狼と香辛料は4巻の前に3巻も読まなきゃーだから、後4冊。そして今月の新刊5冊。こっちはこっちでバラッド10巻の前に8巻と9巻も……。

*1:多少の日本語としての文章の間違いとか、揚げ足を取ってごちゃごちゃ言う人が居るのは悲しいことです。そりゃぁ、商業作品なんだから誤植とか誤用とかあってはいけないが、一言二言で終わるキャッチコピーじゃないんだよ。そんなもん、重版の時にでもちょちょいと直せば良いじゃない。木を見て森を見ず。校閲やってんじゃないんだから、おっちょこちょいな著者と編集さんをクスリと笑って済ませば良いだけのこと。それを鬼の首でも獲ったかのようにぐちぐちと……うぶるぁぁぁぁぁあ。まぁ、「フクロウ」が先に出てきたのは、どうかと思うが。