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「司書とハサミと短い鉛筆 *2」読了。

高校の図書館で謎の空間「虚ろの図書館」に迷い込んだ主人公――江本文人は、そこで「POP-UP PICTURE BOOK」と書かれた本を見つける。勿論、これが「飛び出す絵本」と云う意味なのは一目瞭然だが、そこは頭の悪い主人公のこと。直ぐには理解できない。 それは…

「シフト II ―世界はクリアを待っている― *3」読了。

最初に言っておくと、かなり面白かった。 前回の結末がああ云う感じだったから、今回はイーグルスアイがどうの、リカルトがどうの、って話になると思ってたんだけどなぁ。 そしたら、今回はそう云う話はほとんどそっちのけで、現実世界側の話が中心だった。…

「銀色ふわり *1」読了。

世界的な出生率の低下が騒がれ始めてはや十年。出生率の低下が始まった頃と時を同じくして、カメラやマイク等の機械を通さなければ、お互いの存在が認識できない子供――“黄昏の子供たち(Dusk Children)”と呼ばれる子供の出生が確認され始める。そんな“黄昏の…

「輪環の魔導師 3巻 竜骨の迷宮と黒狼の姫 *1」読了。

やはり魔族が先に姫様のところに到達したものの、警護の者も只者ではなかった。鉱山の街なだけあって、地下坑道に逃げ込むことで直ぐに攫われることだけは回避する。しかし、警護の者も姫様とははぐれてしまい……。そんなところへ到着したアルカイン一行も早…

「護くんに女神の祝福を! *1」読了。

絢子さんったら、あらあらまぁまぁ……。なかなか面白いじゃないか。こう云う分かりやすいカポーってのは良いもんだよなぁ。 ってわけで、「護くんに女神の祝福を!」の1巻を読んだじぇー。短編集とかも入れて全部で16冊? こりゃまた大変なシリーズに手を出し…

「私立! 三十三間堂学院 *2」読了。

三十三間堂学院は、今年から共学化したけどなんだかんだで男子生徒はまだ居ない。そんな学院に転入することになった男子であるところの主人公――後白河法行は、唯一の男子生徒と云うこともあり数々の問題に巻き込まれる。よくわかんねーけど、容姿がなかなか…

「桜田家のヒミツ 〜お父さんは下っぱ戦闘員〜 *2」読了。

タイトル通り、悪の秘密結社で戦闘員なんかやってるけど、俺にも家庭はあるんだぜい。てなお話……、だよね? 誘拐した女の子を、なんだかんだで預かることなったり。にもかかわらず、ほぼ放し飼い状態で監禁(って言うのか?)したり。女の子が外出してるところ…

「サタン様がみてる」元い「リリスにおまかせ! *3」読了。

かつて、神との大戦に破れた悪魔の王サタンは、神に気付かれることなく魔力を蓄える為、人間界でひっそりとしょうもない悪事を繰り返して日々を過ごしていた。そんなある日、使い魔リリス(美少女? 天然系)と立ち寄った公園で、妙な存在の少年と出会う。その…

「ほうかご百物語 2巻 *4」読了。

奈良山かっけー。良いナァこの立ち位置。 つーわけで、テラ可愛いイタチさんが妖怪百鬼夜行を片っ端からばったばったと薙ぎ倒し、ちぎっては投げちぎっては投げのイタチ無双な物語、の2巻! 若干の誇張は気にしない! 新戦力、犬飼笛子も登場したものの、い…

「X(クロス)トーク *5」読了。

この本は、いわゆる怪奇小説の短編4本立て、もしくは5本立てのオムニバスって奴だな。特にこれと言ってラノベ然とした部分もないし、ラノベ耐性?のない人にもオススメだー。 で、「七不思議」の話が、もう最高にぞくぞくキタね! 怪奇小説的な怖さは、あん…

「神様のメモ帳 3巻 *6」読了。

ああもう! ドクターペッパー飲みたいなぁ! アリスかわゆす。 それにしても、2巻の最後で意識が戻った彩夏を、どう落ち着かせるのかと思ってたが、よもや記憶喪失とは。今回の話は、彩夏をどうにかして落ち着かせる。そんな内容になるんじゃないかな、と思…

「タロットの御主人様。 5巻 *7」読了。

あ〜らあらあら、面白くなってきちゃったねぇ。 結局、今回も新たなカードは1枚も回収できてないわけだ。チャンスがあったにもかかわらずねー。まぁ、全部集めるのは時間が掛かるし、ある程度は手分けして回収しちまおう、ってことなんかなぁ。何せ、秋人が…

「シフト I ―世界はクリアを待っている― *8」読了。

うっひゃー、こいつぁ……、すっげぇ面白い。 とある高校の男子生徒である主人公を含む一部の若者たちは、眠るとファンタジー系RPGのような世界に「シフト」してしまう。シフトした世界では、現実とは違った姿形で、戦士だったり魔法使いだったり、それぞれ固…

「めしあのいちにち *9」読了。

13年前、どこぞの大きな教会の上空に天使が現れた。その天使は意味深な予言と共に、一人の赤子を残していった。曰く、「この子は救世主である」と。それから13年、その赤子は可愛い少女へと成長し、救世主と言うわりには結構のほほんとした日々を過ごしてい…

「モーフィアスの教室 3巻 パンタソスの刃 *11」読了。

ついに黒幕、「赤い目」が直人たちの前に現れる。「赤い目」を追う内に、新たな扉の民と出会うことになるが……。 つーわけで、なかなか面白かったけど、ちょっと展開が強引だったかな。その分、核心には近付いて行ってるみたいだ。ここまできたら、すっきり真…

「灼眼のシャナ S II *10」読了。

やっぱり、シャナは面白いなぁ。その設定も然ることながら、熟達した文章力でぐいぐい引き込んできやがるぜ……。 つーわけで、今回は短編集第3段、かな。フィレスがやってくる前、ヴィルヘルミナと悠二のあれやこれやな話。ヴィルヘルミナと「約束の二人(エン…

「藤堂家はカミガカリ 2巻 *2」読了。

軽いノリでさらっと流してるけど、アオイとゲンジの結末は切ないものがあるなぁ。果たして、今後登場することがあるのだろうか。 そして、ハテシナでは不穏な動きが……。ここからどう発展させるつもりかねぇ。 ちなみに、個人的には吸血鬼勢力にも頑張って欲…

「ななついろ★ドロップス Pure!! 2巻 *3」読了。

うーん、こう云う展開になるかー。意外なようで、案外そうでもないような……。 まぁ、シナリオは良いんだ。原作がそれなりに人気あるだけのことはある。 だが、ノベライズにあたって、どうにも人物の思考とか言動ってのが、上手く描写できてないんじゃないか…

「いつか、こいまち! *4」読了。

貧乏な恋の神様と、美少女と、郷土史マニアと、転校生(主人公)。その4人が、なんのかんのと他人の恋愛を成就させようと奮闘したりしなかったり。そんなお話。 なかなか面白い設定と状況なんだけど、何か物足りないのよねー。まあいい。 個人的には、居候先の…

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5巻 欲望の主柱は絆 *5」読了。

いやはや、まさかこう云う展開になるとはねぇ……。水だけにしては、ちょっと長生きな気もするんだけど。 そして、湯女は本当に逸材だな。みーくんがみーくんだけに、今後登場するにしても、つれない展開にしかならなそうなのが残念だ。 そんなわけで、今回の…

「ウェスタディアの双星 2巻 幸運の女神(?)降臨の章 *1」読了。

手に汗握るってわけでもないが、なかなか緊張感のある展開で面白いじゃないか。同じ状況でじわじわとした攻防を描くんじゃなくて、途中で状況をがらっと変えることでスピード感のある展開になってると思う。 とは言え、何か色々と無茶な部分もあるけどね。ご…

「狼と香辛料 VIII 対立の町 *2」読了。

ひぃぃぃぃ、商人こええええ。 現代で言うところの、営業の人がこんな感じなのかねぇ。こんなハイレベルな駆け引きばっかだったら、俺にゃぁやってけないねー。まぁ、駆け引きがあることにすら気付かないってオチだろうが。 ともあれ、個人的にはエーブを応…

「タロットの御主人様。 4巻 *3」読了。

ほほぉ、ライバル登場って奴か! 結局、今回は1枚も回収できてないわけだけど、アメジスティアで強引にそう云うシーンを持ってくるあたり、なんかポリシーでもあるんだろうか。 まぁ、そのライバルとの今後次第ではあるが、一気にガッと回収と云うか譲渡的な…

「龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01 *4」読了。

おおお、面白いよ。これ。いやはや、さすがは秋山瑞人と言ったところか。 卯(ウー)王朝第十八皇女である月華(ベルカ)は、屋敷を抜け出し彷徨っていた街で、ある若い男が剣術の型稽古をしているところに出くわす。その光景に見惚れた月華は、自分も剣をやると…

「烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える *5」読了。

犯罪を起こし捕らえられた主人公オルバは、奴隷になり剣闘士としていつ死ぬとも分からない殺し合いの日々に身を投じていた。そんなある日、オルバの姿形が皇太子と瓜二つだとかで、さる大臣に皇太子の影武者として登用される。しかし、ただの影武者とは違う…

「きみと歩くひだまりを 2巻 *6」読了。

うっひょーぉ! 巻頭のカラーイラストだけで、もう悶えまくるぜ。後、モノクロイラストだとあんパンの所。悶絶必至だな。 勿論、イラストが良いだけじゃそうはいかない。内容がしっかりしていて、キャラクターや場面がきちんと把握できる文章があるからこそ…

「ラッキーチャンス! 3巻 *7」読了。

順調に短編集化してきたなぁ……。 天草沙代も良いけど、トトも良いなぁ。ニノミーとかはどうでも良いんだが、本当。 まぁ、何と言うか、これと言って面白味のない無難な……。

「我が家のお稲荷さま。 *1」読了。

表紙がこんなんだから、どーせまたなんか萌えとかどうとか、そんなんだろう。と、まぁ全然期待せずに読み始めたんだが、なかなか白熱した展開で面白かった。良い話じゃないか。 クーちゃんが男女どっちの姿も取れるってのは、斬新と云うか新鮮と云うか。感心…

「灰色のアイリス II *2」読了。

どいつもこいつも狂ってやがる! と、言いたいところだが、狂ってるのは一部だけなんだな、これが。まぁ、美木響二の残した呪縛ってのは、この後ももっと続きそうだな。 ちなみに、どうでも良いけど、敢えてあげるとすれば優夜良いよねー。 うむ。で、ここま…

「空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 2巻 *4」読了。

ううむ、クーデターとはまた思い切ったことを……。政略がどうのこうのを飛び越して、いきなりがつーんと有無を言わせない方法だな。 さて、ウルクはなかなか良い娘ではないか。リセリナの今後やら、ビジターの件も気にはなるが……。 いやー、地味に面白いのう…