「θ 11番ホームの妖精 *1」読了。

高密度次元圧縮交通(C.D.)などと云う、いわゆるワープホールのようなものが実用化され、地球の裏側へもわずか数時間で行ける時代。そのC.D.駅は鉄道の如く世界中に普及していた。そんな世界の東京駅上空2,200mに、世間から隔離されるように1つのホームがあった。――東京駅11番ホーム、そのホーム唯一の駅員T・Bと愉快な仲間たちが繰り広げる、スリリングな日常を描いた物語。
とりあえずねー、面白かったよっ。「半島」とか「央土」とか「氷土」とか、そこまで書いて良いんかい! とか思ったが、まぁ大丈夫なんだろう。
鉄道的な部分だとか軍事的な部分だとか、それ系のオタ向けっぽいと言うか、理系な人々っぽい感じはするけども。個人的には、そう云うの好きなのですよー。続きなり何なり、楽しみな作家だ。