JR西日本バンド連盟 第11回ミュージックフェスティバル。

今日は13時から岡山コンベンションセンター(通称、ママカリフォーラム)でJR西日本バンド連盟主催の定期公演会が催される。岡山コンベンションセンター岡山駅の西口直ぐの場所である。


実家から岡山へ出る場合、鉄道では井原線から清音経由伯備線岡山駅まで行くのが一般的である。13時までに岡山に着ける列車の時刻を調べると1時間近く余裕がある。しかし井原線は他のローカルな私鉄等と同様に運賃が高いのでなるべく先の駅から乗りたい。そこで線路とほぼ並行して通る道を列車に抜かれそうになる駅まで自転車で行く事にした。
駅の横を通る度に時刻を確認して、「14分早通。8分早通。8分早通。(対向待ち?)4分早通。」と差をカウントしていく。どうやら井原線に乗るまでもなく清音までいけそうである。ギリギリなので1駅だけ乗ろうかとも思ったが、ここまで来て運賃200円払うのは馬鹿馬鹿しい。駅手前の土手で信号に引っ掛かるも何とか予定の列車に乗ることができた。清音から伯備線経由岡山までは片道400円である。


演奏会は3部構成で、第1部がオーケストラ編成で演奏。第2部は特別ゲストとしてJR九州の方々による演奏。第3部は各支社毎にジャズだかポップスだかを演奏である。
まず第1部を聴くが正直上手いとは言えない演奏である。ただ、盛り上がるところはしっかり盛り上がったのでまぁ良しとする。次に第2部を聴く。JR九州管内からの選りすぐりかどうかは知らないが非常に素晴らしい演奏である。そして15分の休憩を挟んで第3部である。第1部よりも更に酷い。中学校の軽音楽部・吹奏楽部レベル……と言ったら各中学校に失礼か。それでも一部の観客は酔っ払い親父の如く異様な盛り上がりを見せる。何故こんなにテンションが高いのだろうか。
とは言え、生で聴く音楽と言うのは良い物である。


今回の演奏会ではJR九州が非常に素晴らしい演奏を披露してくれたが、3曲ほど演奏した内の第1曲目「浪漫鉄道」。これはJR九州の社歌である。社歌であるが非常に良い曲である。社歌は社歌でも某ブレイク工業のように奇を衒ったような曲ではない。読者の皆さんは機会があれば是非聴いてみて頂きたい。


さて、今回の演奏会に言える事は「JR西日本もっとがんばれ。」である。本業が忙しいのはわかるが、JR九州にできてJR西日本にできないと言う事はなかろう。JR西日本には是非これからも頑張っていただきたい。