「銀色ふわり *1」読了。

世界的な出生率の低下が騒がれ始めてはや十年。出生率の低下が始まった頃と時を同じくして、カメラやマイク等の機械を通さなければ、お互いの存在が認識できない子供――“黄昏の子供たち(Dusk Children)”と呼ばれる子供の出生が確認され始める。そんな“黄昏の子供たち”の一人、「イエスタデー」と街中ですれ違った主人公は、機械を通さずともお互いを認識し、目が合ってしまったから、さあ大変。“黄昏の子供たち”の研究者に拉致られるわ、イエスタデーと同棲することになるわ、てんやわんやの大騒ぎ。一体どうなってしまうのか!? (そら)翔けろバツニャン! 弾け跳べ戸荻さん! イエスタデーを守りきらなければ僕らに明日はない!

……途中から面倒になっただけさ。とりあえず、アクションとか全然ないからね? むしろ切ないストーリー?


ともあれ、「へぇ意外や意外、こう云う話も書けるんだナァ」とか思ったけど、インフィニティゼロもこんな感じだったような気がするし*1、原点回帰? そう云う感じの何かかな。ともあれ、ラッキーチャンスみたいなどうしようもない奴よりも好きだな。
それにしても、戸荻さん、折角可愛いのにほぼ空気扱いでテラ悲しす。もし続きがあれば、色々と関わって来るんだろうけど。
それとイラストが地味に素敵だと思ったら、(ふえ)さんって云う、高名な絵師らしい。これはもう、続きを期待するしかないだろう。

*1:こっちにはアクション要素とかないけど、インフィニティゼロ的な雰囲気を感じ取った。