「烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える *5」読了。

犯罪を起こし捕らえられた主人公オルバは、奴隷になり剣闘士としていつ死ぬとも分からない殺し合いの日々に身を投じていた。そんなある日、オルバの姿形が皇太子と瓜二つだとかで、さる大臣に皇太子の影武者として登用される。しかし、ただの影武者とは違うようで……。皇太子の婚約者――隣国のおてんば姫が出てきたり、その姫の元婚約者が謀反を起こしたり。仕方ないので、その謀反者が引きこもった砦を攻めたり。そんなお話だったと思う。
良いねぇ。俺、こう云う話、好きだなぁ。ビリーナ姫もなかなか良いが、ランも良いし。この妙に味のあるイラストが、それぞれの魅力をよりいっそう引き出してる。
少し読むのが疲れる本だが、このシリーズには今後も期待できる。